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本日の宿題 [語学問題]

ドイツのひとは、恋人や配偶者を、「しゃっつ」とか、「しゃっつひぇん」、と、呼ぶ。
「しゃっつ」、は、「宝物」という意味だ。
(「しゃっつひぇん」は、ちょっとかわいい言い方で、強いて訳せば「宝物ちゃん」。)

ワタシの宝物、ボクの宝物と互いを呼び合うなんて、
きゃ~~~~、
照れ屋なおでは背中のあたりがむずかゆくなってしまうのだが、
これは英語の「ダーリン」みたいに、言い慣れた愛称なので、
ドイツのひとはかゆくないらしい。

ところが、誰もが使っている「しゃっつ」じゃ、つまらない。
自分だけが使う愛称で、愛する人を呼びたい、と考えるひともいる。
インターネット上でオリジナルの愛称を募集したところ、変わった愛称がたくさん寄せられた。

シャンパントリュフ、赤カブ、ミルクピッチャー

他にも多数の愛称が枚挙されていたが、
辞書に載っていない単語で、おでには意味不明。
ちなみにFlauschi,geliebter Waldschrat,Chaoszwerg など。

しかし、どう考えても、「しゃっつ」の方がステキだ。
最初に恋人を「宝物」と呼んだ、ロマンチストはすごいなあ、と改めて思う。
つか、シャンパントリュフに赤カブに、ミルクピッチャーって、ひどくねー?
つか、ミルクピッチャーって、まさかの下ネタじゃねー?

ところで、このアンケート結果は教科書のテキストなのです。
本日の宿題は、これを読んで以下の記述問題を回答するというもの。

このアンケート結果を踏まえて、以下の内容を記載した文章を書きなさい。
1.あなたの国の一般的な愛称はどんなものですか?それはどんな意味ですか?
2.あなたはどの愛称にオリジナリティがあると思いますか?またその理由は?
3.人前でも愛称を使って良いと思いますか?またその理由は?

・・・全然、やる気がでない。

あ、そうだ。
「しゃっつ」と同じく一般的な愛称に「もいすひぇん」ってのもあった。
「もいすひぇん」の意味は、「鼠ちゃん」。
げっ歯類恐怖症のおでには、愛する人を鼠よばわりする気持ちは理解不能。
鼠好きのひと限定の愛称だと、思われる。

「りーぶりんぐ」ってのも一般的。
普通に「愛する人」って、意味もこれまた一般的。

さて、と。
やる気がなくとも宿題やります、やらないと。

(おしまい)
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タンデム初の勉強らしい会話のはなし [語学問題]

日本の友人からメールがきた。

押し入れを整理していたら以前ドイツにいた時の若きおでが書いた、お手紙が出てきたらしい。そこには、メランコリックな内容が綿々と綴られていたという。
「今回は大丈夫よね!?」、
どうやら、心配しているようす。

昔を上回る、兆メランコリックなお返事でビビらせようか?、いたずら心がうずいたが、そんなオチのない、悪趣味なことをしたら、本気で怒られそうなのでやめた。

「今回は大丈夫だよ~!!」

しかし、寒い。
日が短くなったし、霧も発生する。
メランコリックにもなるぜ、おい!
でも元気なので、本当に大丈夫だよ。

さて、ブログを使って友達にメッセージを送ったところで、本題にはいります。

日本語勉強中のドイツ語ネイティブのひとと、ドイツ語と日本語で会話をする、いわゆる「タンデム」、というやつを週に一度やっている。

おでのパートナーは、同世代の東洋人女子。勉強というより、会って、お茶飲んで、雑談してるだけ、と、言えなくもなく、お互いが低い語学力でしゃべるので、その内容は、はてしなくしょうもない。

しかしながら、今日の会話はちゃんと勉強になった。

「nett 」という形容詞。
おでは「親切な」という意味だと理解していたのだが、ときどき、なんかヘンだなあと思っていた。「あの喫茶店はnett だ」、とか、言うし、「そりゃnett だね♪」、みてな言い方もする。ずっと気になっていた、nett の謎が本日、パートナーによって解き明かされたのであった。

えがーる。

彼女は言った。
えがーる(ミッソ豆ドイツ語:どうでもいい、なんでもあり)。nett は、いい褒め言葉が思いつかないときに、とりあえず言うものだと。

「じゃあ、『そのジャケット、nett だね』、は、あり?」
あり。
「nett なコーヒー、は?」
あり。

と、いうわけで、
「今日はnett だったよ、じゃ、おでは nett な地下鉄で帰るね。」
「アタシはあっちのもっと netter な地下鉄に乗るね。」
「じゃ、nett な来週に、また会いましょう。」
nett、nett、連発して、帰ってきた。いやー、便利なことばだったんだな、nett ってnett だわ。

ところで、さっきからずっと考えているのだが、nett って日本語でいうところの、なんだろう?「いい感じ」、かな?若者ことばの。

(おしまい)

若返った気分で真面目に考えたはなし [語学問題]

CIMG2074.JPG

今週の月曜日は聖霊降臨祭で祝日。
日曜日にブリュッセルで住んでいる、学生時代の先輩が遊びに来て一泊していった。
夕飯を食べた、旧市街地のスペインレストランで、
「ブログをやろうかと思って」
と、先輩がお料理のお写真を撮るので、
じゃあおでもブログに載せる、とお写真を撮ったのが、これ。
せっかく写したので、どうぞご覧ください。

でも、今回のおはなしはスペイン料理とは全く関係なく、
前回に引き続き、語学のおはなしなので、
お写真のことは忘れて結構です、いますぐ。

先輩に「であ・でぃ・だす」が面倒臭い、と愚痴った。
前回に引き続き、おではドイツ語の冠詞に難儀している。
うーん、そうかー、とちょっと考えてから、先輩が言う。

「英語にも名詞の性があったはずだけど、歴史の中でそれをやめたんだと思う、
ドイツ語とかはそれをやめずに残したんだよね。」

しゃらくせえ、こんなもんいらねえと凶暴化するばかりで、おではそんなこと考えもしなかった。
つか、おでの単なる愚痴が、一応ちゃんと内容のある会話へ発展したのが新鮮だ。
いやーん、なんだか学生時代みたーい。
むかしにひとっ飛びで戻ったようで、恥ずかしくてむずむずしてちゃかしたい気持ちになるが、
若き日のおではそんなことはしなかった。
だから今日のおでもちゃかさず、少しでも学生時代の顔に近づけるよう、口角をあげて頷く。

「ドイツ語のそれをやめさせるなら、日本語は数の数え方をあきらめないといけないかもよ。
あれは、外国人には難しいらしいから。」

うさぎは一羽、二羽。ご飯は一膳、二膳。
なるほど、あれは日本人にもむつかしい。

「わかった、あきらめる!これからは何でも一個、二個で数えてOK!兆OK!!」

結局、我慢できずにちゃかしてしまったのだったが、
あとからひとりでこっそり真面目に考えた。

それは勿体なくて、残念なことだ。
せっかく、複雑な数え方を長年かけて覚えたのに勿体ない、というわけではない。
せっかく、昔から引き継いできた言葉をここで途切れさせるのが勿体ない。

さらに、こっそり真剣に考えた。
日本にもいずれ外国人がたくさん入ってきて、日本語を学ぶひとが増え、
その過程で日本語はどんどん簡略化されるかもしれない。
そのとき、ドイツのように外国人に日本語を教える方法をちゃんと整備しようと、
果たして日本がするだろうか?
全部一個二個で数えていいよ、ってことになりそうな気がする。
もし、そうなってしまったら、勿体ないなあ、
って、ドイツ語の冠詞全部dieでしゃべろうとしてた、おでが言うのもなんなんだけど。

(おしまい)

であ・でぃ・だすのはなし [語学問題]

「今朝、ぐっきり腰をやってしまった」、

と友人が腰に手をあてていたのは、3月のこと。

「おでは経験がありますが、本当のぐっきり腰なら一日動けません。こうしてお出かけできるんだから、かなり軽いぐっきり、もしくはぐっきり腰ではないでしょう。」

医者のようなことを言ったのを、覚えている。しばらく後に会ったら、もうすっかり良くなったので、あれはあなたの言うとおりぐっきり腰ではなかったと思う、と彼女は言った。良くなってよかった、しかし、これだけは一応言おうと、

「おでたち、ずっと『ぐっきり』と言ってますが、正しくは、『ぎっくり腰』ですね。」

日本語教師のようなことを言ったのを、覚えている。そして、ははは、とふたりで笑ったのだけれど、ドイツに来てから3ヶ月が経過した、いまは思う。ぐっきりでもぎっくりでもごっきりでもがっきりでも、いいじゃないか。通じれば。

derとかdieとかdasだってそうだ。どれ使ったっていいんじゃないかな、通じれば。はなしが別の方向に進みました、これはドイツ語のはなしです。

ドイツ語には女性名詞・男性名詞・中性名詞があって、例えば、ミルク(ドイツ語ではミルヒだけど)は女性名詞(定冠詞はdie)。これはわかりやすい例、ちちを出すのはオンナだから女性名詞ということらしい。アルコール類は男性名詞(定冠詞はder)。昔、酒を飲むのはオトコだけだったことからの連想だろう、まあまあ、わかりやすい。でも、ビールだけは中性名詞(定冠詞はdas)。ビールもアルコールなのになんで?たぶん理由があるのだろうが、アルコール全部オトコにまとめてもいいんじゃねえか、と思う。あと、動物、犬はオトコで、猫がオンナだそうだ。雄雌あるから雄犬オトコで雌犬オンナにすればいいんじゃねえかと、それが正論なんじゃねえかと思う。机と椅子はオトコで、ベッドとソファは中性。モノに性別・・・。はーははは、何それ?冗談?、で、終わりにしたい、できるものなら。でも、冗談じゃ、ない。

前回ドイツに住んでたときは、真面目に暗記していっぱい覚えた。しかし、7年4ヶ月日本に住んでいるうちに、きれいさっぱり忘れてしまった。また地道に覚えるのは、まっぴらごめん。おでは今回、定冠詞は全部dieでいくことにした。どうせカタコトなんだし。

でも、親切なドイツ人は間違うと教えてくれる。間違ったドイツ語を聞くのが気持ち悪いからかも、と思う。ちょこっと間違えた言葉ってのは、なんとも気持ちが悪いものだ。「わたしはにほんごをべんきょうするいます」、というドイツ人に、おでもそれは違うと言わずにいられなかった。「するいます」じゃなくて「しています」ですよ。

結局、ちょこちょこ辞書ひいたりしてちょっとずつ覚えている今日この頃。どうせまた忘れちゃうのに、ごくろうなこった、と我ながら思うが、前向きに考えれば、ほら、暗記はぼけ防止になるからね。

(おしまい)
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